こんにちは、サービスの松本です。
昨今の新型コロナウイルスの猛威は衰える様子はなく、新たな変異株のニュースも出てきています。
そんな中、ここ数か月であるコンピュータウイルス(正確にはマルウェア)も猛威を振るっています。
その名も「Emotet」という名のマルウェアです。
特に今年に入ってから、国内で1日1万台のPCが感染しているとも言われています。3月は身近なお客様で感染が発覚するなど、本当に流行しているなと肌で感じることがありました。
簡単にご説明すると知り合いのメールアドレスから、本人を装って悪意のある圧縮ファイルが添付されてくるというものです。またこの手口が巧妙化していて、簡単に回避できなくなってきています。
(参考:JPCERT/CC Emotet注意喚起)
詳しく解説しているサイトやYouTube動画があるので、一度見てみてください。
(JPCERT/CC 解説動画 Emotet感染の確認方法と対策 2022年3月7日公開)
厄介なのが、セキュリティーソフトでも感染を防ぐことが難しいということです。
下記サイトから、あなたのPCがEmotetに感染していないかを確認することが出来ます。
EmoCheckダウンロード
さらに、2022年4月1日から改正個人情報保護法が施行され、今後は個人情報の流出など重大なインシデントが発生した場合は、事業者が個人情報保護委員会に対する報告義務が課せられました。また、それだけでなく漏洩対象者本人への通知も義務化されたのです。
(参考:個人情報保護委員会 改正個人情報保護法 特集)
つまり、漏洩した情報の内容とその対象者の特定などを調査する必要があり、専門の機関に依頼する必要があるケースがほとんどで、多額の費用がかかるようです。
そのため、最近では「サーバー保険」という保険ができ、弊社では扱うことは出来ませんが、信頼できる業者をご紹介できますのでご相談ください。
どんなセキュリティー対策が実施されているかで、この保険料が変わってくるようで、アンチウイルスソフトはもちろん、ネットワークの出入口で監視するUTM(ファイヤーウォール)、IT機器のセキュリティ対策と資産管理を簡単操作で提供するクラウドサービスなど、様々な形のセキュリティー対策がご提案できます。
費用など含めた最適なセキュリティ対策がご提案できますので、ご安心ください。
今回は難しい話かもしれませんが、本当に危機感を感じたため注意喚起をさせて頂きました。
次回は楽しい話題が出来るように考えておきます。