新年度が始まり、環境が変わったという人も多いのではないでしょうか。
初めての環境に入る側、受け入れる側、それぞれだと思いますが、新たに作成されるものも多いはずです。
そのひとつに「アカウント」があります。社内で使われているIDとパスワードが割り当てられ、クラウド上で仕事をする際などに必要になります。
心配になるのが、パスワードの管理です。
パスワードは鍵に相当するものですから、他人に盗られてしまっては大変です。しかし盗られないようにしようとして、自分が分からなくなってしまっては元も子もありません。パスワードが分からなくなり、困った経験は多くの方があると思います。
忘れては大変と書き留めるく人もいるようですが、誰かに見られてしまうと漏洩に繋がる危険もあります。でも覚えらるレベルのパスワードでは簡単すぎて意味がない。
そこで覚えることができるレベルで、それなりに難易度の高いパスワードの作り方のヒントをお伝えしようと思います。
1.コア(中心)となる単語を決め、コアを覚える。
2.新規アカウントを作るごとに、コアに異なる文字を追加しパスワードを作る。
3.コアの単語を抜いたパスワードを控えておく。
例えば
コアとして「FKU」という単語を決め、しっかり覚えておく(書き留めることは絶対にしない)。
そして、パスワードはグーグルなら「FKUgoogle」、ヤフーなら「yahooFKU」と作ったら、メモには「グーグル→xxxgoogle」「ヤフー
→xxxyahoo」など。
こうすると他人が見てもパスワードとしては不完全なので安心です。
パスワードの管理を厳重にする必要があるのは言うまでもありませんが、すべて覚えるのも大変。
まして使いまわしなど論外という現状にあってはひとつの対処法になるかもしれません。参考にしてください。
この手法は情報処理推進機構ウェブサイトでも取り上げられています。
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2016/mgdayori20160803.html
サービスの山路でした。