夏本番!猛烈な暑さとなっています。
夏至近辺は太陽高度が高いため、晴天となると一気に気温が上昇するとのことですが、梅雨の降水量も少なかったために今後の水不足も気がかりです。
さて暑さといえば、エアコンがないと室内でもかなり気温が上昇します。まして直射日光が差し込むとなると、プラスチックが変形することだってありえるわけです。
そして同様に気をつけていただきたいのが「トナー」の問題。
コピー機というものはトナーを用紙に付着させ、それを熱したローラーでプレスして画像を固定する仕組みになっています。
つまりトナーは熱すると溶けるのですが、エアコンの動作していない真夏の室内では、この高温でトナー粒子の表面が軟らかくなり、くっついてしまう事があるのです。
こうなるとトナーは微粒子ではなく巨大な塊となり、コピー機内部で詰まってしまうことさえ起こりえます。
こうなってしまうとそのトナーは使い物にならず、それどころかコピー機内部で転写部分までトナーが届かなくなり故障の原因となってしまうのです。
トナー切れで印刷ができなくなるのを防ぐために予備トナーカートリッジを保管されている方も多く見受けられますが、その保管場所、暑くなりやすい場所ではありませんか?
常時エアコンをつける必要はありませんが、それでも直射日光の当たらない、できるだけ涼しい場所に保管されるようお願いいたします。
またトナーカートリッジを交換される際には新しいカートリッジをよく振って、何か塊のようなものが動いている感触があった場合にはご使用にならないよう気をつけて下さい。
サービスの山路でした。